セキュリティ

【知らないうちに情報が流出!?】ChatGPTを安心して使う設定

ChatGPTは凄く便利で、仕事や生活に欠かせないものになってきています。

今回はChatGPTに機密情報を入力するとどうなるのかや、安全に利用するための設定方法をご紹介します。

モデルの学習に使われるとどうなるのか

ChatGPTのような生成AIは主にインターネット上の情報を使って学習しています。

これに加えて、ユーザーの入力した内容を元に学習を行い、精度をより向上させています。なので、個人情報や機密情報を何度も入力しているとChatGPTが他人に対して勝手に答えてしまうということが起こりえます。

これを防ぐために、ChatGPTでは自分のチャットを使って学習させないように設定をすることができます。基本的にはこれを設定しておいたほうがいいので、以下でやり方を解説します。

モデルの改善に使われないようにする方法

① ChatGPTの画面から右上のユーザーアイコンをクリックする。

② 「設定」をクリックする。

③「データコントロール」をクリックする。

④ 「すべての人のためにモデルを改善する」の右側のオフをクリックする。

⑤ 「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします。

これで完了です。簡単なので忘れずに設定するようにしておきましょう!

さいごに

ChatGPTは非常に便利なツールですが、やり取りしたデータを学習に利用しているため、個人情報や機密情報の取り扱いには注意が必要です。

本ブログで紹介したように、ChatGPTの「データコントロール」設定で「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにしておくことで、自分の会話内容がモデルの学習に使われないようにすることができます。ぜひ自分の設定を見直し、安心してChatGPTを活用してください!

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ABOUT ME
酒井 駿
名古屋工業大学大学院卒業後、豊田合成(株)で品質管理を経験し、その後スタートアップ・マネーフォワードを経て、2024年11月に株式会社EGGHEAD創業。 製造業とエンジニアリング、両方の現場の知見を活かし、製造業における生成AIを活用した業務改善やシステム開発を支援します。