その他

プログラミングスクールに通ってよかったこと

カリキュラムがあるので何をしたらいいか迷わない

どのプログラミングスクールもカリキュラムがありそれに沿って進めていく仕組みになっているため、次に何をやったらいいか分からないという問題が起きないです。

スクールに入らない場合、常に情報収集して次に何をどの教材を使ってやるかを考え続ける必要があります。

その点がスクールに入る一つのメリットかなと思います。

分からないところをすぐに聞ける

最初は分からないところだらけです。

特に環境構築などは初心者にはどうしようもなかったりするのでこれをスクールの講師に聞けるのは大きなアドバンテージです。

環境構築でプログラマーとして知識がつくというのはありますが、最初は難しくて挫折する原因になります。

モチベーションが続く

異業種から全く違う分野へ転職することは簡単なことではありません。

私自身、転職に一度失敗してテスト項目をエクセルへ書き出す仕事しかできなくて残念な思いをした時期もありました。

開発ができる会社へ転職できなかったのは完全に自分の努力不足であり、間違いなくモチベーションが続かなかったからです。

ただ、スクールに通ってなかったらさらに努力できなかったのは断言できますし、スクールに通うことでモチベーションを維持しやすい環境に身を置くことができます。

ここからはスクールに行くことでモチベーションが維持しやすくなる理由について書いていきたいと思います。

スクール側が進捗管理をしてくれる

これがスクールに入る一番のメリットだと思いますが、スクール側が進捗管理を行ってくれます。

また、進捗が遅れている場合はヒアリングをしてくれたり、コミュニケーションをとってフォローをしてくれるため、学習途中で挫折を少なくできるというのが最大のメリットだと私は思います。

講師の人にここまで来週までに終わらせますと宣言することで、自分だけの約束ではなく人との約束になるので、守らなければという気持ちが強まります。

人間は社会性の生き物なので、人との関係性はよく保ちたいと思うものです。それを利用していくわけですね。

少し話は変わりますが、筋トレでもパーソナルコーチがいるとジャンクフードやアルコールを控えるようになったり、筋トレをサボらなくなるのと同じです。

同じ志を持った同期がいる

同じスクールにいる生徒同士でいい刺激を受け合うことができます。

自分よりカリキュラムが進んでいる人がいればいい刺激になってより頑張れますし、生徒同士で話をすることで意外とみんな同じことで悩んでいたんだと思って気持ちが楽になることもあります。

また、転職活動や副業をしている人がいれば、Slack の投稿を見たり話を聞くことで情報交換をすることができます。

個人的な話をすると、自分は負けず嫌いなので自分より進捗がある同期に対していい意味でライバル心が刺激されて、「くっそ、負けられるか」という気持ちになりモチベーションが湧いていました。

最初に高いお金を払うので、元を取らないとという気持ちになる

また、お金を払っているので元を取らないといけないという心理が働きます。プログラミングスクールの料金は安くないです。最低でも20万円くらいはかかりますし、高いものだと100万弱かかります。

自分が通っていた Tech Camp では、最初に 90 万円の金額を振込みました。今考えると、プログラミングが自分に合っていない可能性もあったので軽率だったなと思いますが、このおかげで引き返すことができない状況を作ることができて最終的には転職することができたので、結果的にスクールに入ってよかったなと思っています。

どのような観点でプログラミングスクールを選べばいいか

正直、カリキュラムの内容という点ではどのプログラミングスクールでも大差がないと思います。

また、自分の知る限りプログラミングスクールが企業の採用枠を持っているというのは聞いたことがないので、採用という観点でプログラミングスクールを選ぶ意味はないと思います。

それより、書類添削があるかや面接練習をしてくれるかという点を見るといいと思います。

さらに、挫折しない仕組みがそのプログラミングスクールにあるかという点を気をつければいいかと思います。

分からないところを講師に質問がし放題かどうか。進捗管理はきちんとやってくれるか。

また、できれば一人の現役のエンジニアのメンターに専属でついてもらって並走していくほうがいいと思っています。

なぜなら、長期間一人のメンターと長く接することでそのメンターが自分のいいところや長所を知ってくれるからです。

メンターは現役のエンジニアなので、その人のどこをアピールすれば転職へのアピールになるかを分かっています。

そして、それを履歴書へ書くように促してくれたり、面接練習でそれをいうようにアドバイスしてくれたりします。

あと単純に長く一緒にやって、お互いのことが分かっていたほうが相談などがしやすくなり、挫折する確率も低くなると思います。

こういう理由でできれば一人のメンターが長く自分についてくれるようなプログラミングスクールをおすすめします。

ただ、相性がよくない可能性があるため、最初に軽く会話をしてどんな人なのか、スキルが十分にありそうかを確かめられるとベターです。

おすすめのプログラミングスクール

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMP はスクールの講師を勤めているので分かるのですが、ここは一人のメンターが専任でついてくれます。

また、挫折する人をなくすことを理念として掲げていて、メンターにコミュニケーションをしっかりするように教育されているのがいいなと思っています。

また、カリキュラムも最低限しっかりしているので、これを進めていけば Web アプリケーションが一人で作れるようになります。

デメリットとしては、メンターが一人ついてくれるということは運が悪いと愛想が悪かったり、スキルが不十分なメンターにあたる可能性もあり、そこが若干運の要素を含んでいるので注意が必要です。

一度話を聞く価値は多いにあると思います。

【WEBCAMP】

RUNTECH

RUNTECH はいいスクールとして有名です。ただ、少し料金が高いです。

それでも国の補助と合わせれば30万ほどなので、お金と時間に余裕のある方はこのスクールで間違いないんじゃないかと思います。

前職で RUNTECH 出身の女性のエンジニアがいましたが、とても優秀で RUNTECH のことをとてもいいスクールだと言っていました。

Webエンジニア就職に強い【RUNTEQ】

Skill Hacks

こちらは値段が 69800 円と圧倒的に安いです。

カリキュラムを見る限り、この内容だけで転職できるだけのスキルになるには少し不十分かなと思いました。

ただ、無期限質問し放題なようなのでプロゲートをやったけど難しくて続かないので有識者に質問がしたい。

お金をかけて自分にプレッシャーをかけたい。

迫さんと少しでも繋がりたいという人であればあまり高くないので買ってもいいのではと感じました。

最短・最速で脱プログラミング初心者|Skill Hacks(スキルハックス)

まとめ

どこに入ろうと結局は本人の頑張り次第です。ただ、動き出さないと何も始まりません。

一旦、話を聞いてみるくらいの前のめりな姿勢でいいのではと思います。

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ABOUT ME
酒井 駿
名古屋工業大学大学院卒業後、豊田合成(株)で品質管理を経験し、その後スタートアップ・マネーフォワードを経て、2024年11月に株式会社EGGHEAD創業。 製造業とエンジニアリング、両方の現場の知見を活かし、製造業における生成AIを活用した業務改善やシステム開発を支援します。